2018.12.18名取彰ブログ
イップスの反対側のフロー現象①
こんにちは。イップスラボの名取です。
私たちのラボの仕事は、主にイップスになってしまった人をどう克服していくかお手伝いするものですが
ある程度克服できてその後の人生を気軽に生きれるようアドバイスしていく仕事もあります。
今回は、イップスの反対にあるものは?というお話です。
よくテレビの解説で「あの選手は、完全にゾーンに入っている。」と言っているのを聞くときがありますが私たちはこの現象を
フロー現象と呼んでいます。この現象が、イップスの反対側にあり数多くの選手達に偉業を与えてきたものです。
時々、ゴルフやボウリングなどでも目にしますが格下の選手がチャンピオンクラスの選手を破って優勝してしまうことがあります。多分100回やって100回勝てない人が
このフロー状態に入ると信じられない力を出して勝ってしまいます。どうやってもうまくいってしまう魔法のような自分でないような不思議な現象です。よく1回優勝してその後全く活躍できない選手とかによくあることとも言えます。
私もゴルフ歴40年近くありますが数回経験があります。
その中でも日大4年生の時、関東学生ゴルフ選手権で体験したのは初体験だったので印象的でした、それまで春のシーズンから絶不調で大事な場面で4パットや酷い時は5パットしたりドライバーは曲がりまくって全くゲームが作れない状態が続いていたので少し無理言って部活を休ませてもらい生まれ故郷の清里でパターだけ持って行きましたが練習する気も起きず過ごしました。
その時イップスラボがあればどんなに楽だっただろうと思いますね。
そして次の週、関東学生もあり少しクラブを握りたいと思ってきたので廊下の絨毯でボールを転がしてみました。山の中で物音がなくボールの音だけが響いていたのですがそれまであまり気にしなかった真に当たる音とそうでない音を聞き分けることができてきました。そうしてるうちに楽しくなってきて真っ直ぐとか距離を合わせることとかでなくいい音を出す作業に没頭していました。
そして鷹の台CCの関東学生が始まるのですが前半のラウンドはあまりいいスコアでなかったのですがパターの音だけ聞いてプレーしたのを思い出します。
そして問題の現象ですが後半のラウンドに入り3ホールぐらい行ったところのショートホールのティーグランドで起きました。真夏の晴天の12時ぐらいなのですが夕方みたいに自分の周りが暗くなって時間の感覚がゆっくり感じ、
選ぶクラブとか狙いとか迷わず自然に思ったところにボールを打ち出していました。
その後あまり記憶がなく終わっていたのですが興奮することもなくバーディを沢山取ってもスコアを守ることなく変な欲もなく冷静に作業してたようで周りの声も聞こえず自動的に体が動き8個バーディを奪ってたのも不思議にパターが入ったのも昼間なのに夕暮れの中で何かやってたような感じは残ってます。
自動的に動いて成績を出してしまうので意識して動かそうと思っても動かないイップスの反対のものなのですね。
そんな凄いものならその方法を教わりたいと誰でも思いますが、意識して入れず無意識に起こる現象なので難しいのですね。
しかし、無意識に入りやすい人とそうでない人の違いはあります。
次回そのあたりを書きたいと思います。
ありがとうございました。
私たちのラボの仕事は、主にイップスになってしまった人をどう克服していくかお手伝いするものですが
ある程度克服できてその後の人生を気軽に生きれるようアドバイスしていく仕事もあります。
今回は、イップスの反対にあるものは?というお話です。
よくテレビの解説で「あの選手は、完全にゾーンに入っている。」と言っているのを聞くときがありますが私たちはこの現象を
フロー現象と呼んでいます。この現象が、イップスの反対側にあり数多くの選手達に偉業を与えてきたものです。
時々、ゴルフやボウリングなどでも目にしますが格下の選手がチャンピオンクラスの選手を破って優勝してしまうことがあります。多分100回やって100回勝てない人が
このフロー状態に入ると信じられない力を出して勝ってしまいます。どうやってもうまくいってしまう魔法のような自分でないような不思議な現象です。よく1回優勝してその後全く活躍できない選手とかによくあることとも言えます。
私もゴルフ歴40年近くありますが数回経験があります。
その中でも日大4年生の時、関東学生ゴルフ選手権で体験したのは初体験だったので印象的でした、それまで春のシーズンから絶不調で大事な場面で4パットや酷い時は5パットしたりドライバーは曲がりまくって全くゲームが作れない状態が続いていたので少し無理言って部活を休ませてもらい生まれ故郷の清里でパターだけ持って行きましたが練習する気も起きず過ごしました。
その時イップスラボがあればどんなに楽だっただろうと思いますね。
そして次の週、関東学生もあり少しクラブを握りたいと思ってきたので廊下の絨毯でボールを転がしてみました。山の中で物音がなくボールの音だけが響いていたのですがそれまであまり気にしなかった真に当たる音とそうでない音を聞き分けることができてきました。そうしてるうちに楽しくなってきて真っ直ぐとか距離を合わせることとかでなくいい音を出す作業に没頭していました。
そして鷹の台CCの関東学生が始まるのですが前半のラウンドはあまりいいスコアでなかったのですがパターの音だけ聞いてプレーしたのを思い出します。
そして問題の現象ですが後半のラウンドに入り3ホールぐらい行ったところのショートホールのティーグランドで起きました。真夏の晴天の12時ぐらいなのですが夕方みたいに自分の周りが暗くなって時間の感覚がゆっくり感じ、
選ぶクラブとか狙いとか迷わず自然に思ったところにボールを打ち出していました。
その後あまり記憶がなく終わっていたのですが興奮することもなくバーディを沢山取ってもスコアを守ることなく変な欲もなく冷静に作業してたようで周りの声も聞こえず自動的に体が動き8個バーディを奪ってたのも不思議にパターが入ったのも昼間なのに夕暮れの中で何かやってたような感じは残ってます。
自動的に動いて成績を出してしまうので意識して動かそうと思っても動かないイップスの反対のものなのですね。
そんな凄いものならその方法を教わりたいと誰でも思いますが、意識して入れず無意識に起こる現象なので難しいのですね。
しかし、無意識に入りやすい人とそうでない人の違いはあります。
次回そのあたりを書きたいと思います。
ありがとうございました。