イップスラボの代表の名取です。

イップスは、スポーツだけでなく他の全ての行動に関わっていることを他のスタッフたちのブログからも知ることができます。

今回世界的に有名だったテノール歌手のパバロッティさんのお話です。この人の美しい高音は「神に祝福された声」と言われていましたね。

顔と体を見ればこの人イップスだったの？



と思われる人もいると思いますが、オペラの公演を４１回公演中２６回もキャンセルしてしまう「キャンセルの王様」と言われてました。

キャンセル理由は、完璧を求めすぎるので舞台に出れないと言われてましたが実は重い舞台イップスで声が出るかどうか心配で人前に出るのがとても怖かったようです。

そこで



この写真ですがオペラの舞台以外のコンサートでは左手に白いハンカチーフを持って歌っていますね、これがないと舞台に出れないようでカウンセラーかメンタルトレーナーに指導を受けて暗示を自分にかけてイップスを克服していたんだと想像できます。

あの声は、宝ですから左手のハンカチーフに救われたオペラ人生だったのですね。



お人形も持ってます。

 

スポーツでの緊張する場面とかでも同じルーティンで始動しましょうとアドバイスしているのをよく聞きますね。あれも自己暗示をかけ練習どうりに行動できるようにするためです。