イップスラボの名取です。

ゴルフのイップスのカウンセリングを日々行ってますがゴルフを職業に選んだのにイップスで苦しむプロを見るのはとても辛いことです。

長い時間かけて研鑽を積みトーナメントに参加できるようになって肉体の衰えとか技術不足で姿を消していくならまだしも健全な肉体に一流の技術がありながらイップスによりトーナメントに参加できなくなるのはいたたまれないと思います。

今日、２０１３年に賞金女王になった森田理香子プロが来年の出場権を争うＱTを辞退するニュースが発表されました。

賞金女王になった年に全ての試合が終わった後、男子レギュラーツアー、女子ツアー、男子シニアツアーの三つのツアーでどのツアーが強いのか決めましょうというお祭りのような試合の時に彼女のイップスの原因になる出来事がありました。ちょうど私もテレビで観戦してましたがアプローチショットのザックリとトップをしました。

その時私は、シーズンオフになるので練習しないといいのだけどと思ったことを思い出します。



その後シード権を失いました。そして苦しみながら頑張って推薦とかで試合に出ていましたがイップスは、克服できず今に至ったようです。

こんな大きな飛距離を出せてアメリカ🇺🇸で活躍していけるような選手がいなくなるのはメンタルケアがまだまだ日本で遅れてしまってることに原因があると思います。

岡本綾子さんが師匠として技術を教えてもらっていましたが、時が戻ればあの試合の後しっかり時間をかけてカウンセラーにカウンセリングを受けてメンタルケアして欲しかったです。

私でしたらシーズンオフなので１カ月クラブを持たせずリゾートで休ませたりゴルフ⛳️目的でなくテニス🎾やスキー⛷を上手くなるようにさせましたね。

イップス原因になりそうなものを消していく作業をしていくことがイップスラボの役割です。

森田プロの復活を願います。

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