イップスラボの名取彰です。

今日は、そもそもイップスなるものはいつ、誰が言いはじめたのかお答えいたします。

この存在を発見したのは、１９３０年代のゴルファーからなのです。特にイップスラボのゴルフイップス担当の私なので細かく説明します。

まずイップスと言いはじめた人は、トミーアーマー（１８９６年９月２４日〜１９６８年９月１１日）です。



このひとは、スコットランドの首都エジンバラで生まれでエジンバラ大学を卒業してるんでエリートだったんだと推測されますね。

主な戦歴は、USオープン、PGAチャンピオンシップ、THEオープンの当時３大メジャーを１９２７年から１９３１年にかけて優勝し１９７６年に世界ゴルフ殿堂に殿堂入りしてます。

ということでとてもゴルフが上手い選手だったのだということですね。

私の生まれる前の選手なので今回調べてみて成績がこんなに良かったんだと思いました。

というのも名前は、幅広くゴルファーに知られていました。なぜかというと有名なクラブデザイナーだったのです。

パターは、ジャンボ尾崎のたくさんの勝利に貢献したマクレガーTommy Armour IMG ５



が有名ですが、私の中ではKing of Wood と言われていたトミーアーマー６９３



というウッドで

樹齢２００年を超えた柿の木を長時間乾燥させオイル漬けにして他のクラブとは格段に違う飛距離を出していた記憶があります。

４０年前ですから今のクラブと比較はできないですがその風貌の美しさは皆の憧れでしたね。

ということで数々の自分の名前の入った名器をマクレガー社で作り上げたのですがその陰で早く競技者からの引退を余儀なくされた事情がありました。

 

イップスです。



 

言い方変えればあの名器たちはイップス無くして誕生しなかったのかもしれないですね。

 

次回のブログでイップスの由来第２回目を書きます。